第二十七回はグルメのお話で、少し古い情報ですが「〒730-0031 広島県広島市中区紙屋町１丁目４−２５」にある「喫茶さえき」にに2019年5月17日にビーガンランチを食べに訪れた時のレポートです。

※この記事の情報は、2019年5月17日のものです。2021年8月1日現在違う場合がありますのでご了承ください。

喫茶さえきは広島の本通りから少し離れた場所にある喫茶店なんですが、ちょっと裏通りにあるので場所がわかりづらいかも…。

私は地元なのですぐに見つけられましたが、広島本通から少し離れた場所の裏通りにある、どこか海外感のある構えの隠れ家カフェっぽいのがまた素晴らしいと思います。

お店入り口に入ると、若い男性のお兄さんがハキハキと接客して下さいました。一番お忙しい時間に入ってしまってお忙しそうに立ち回っておられました。

そのまま店内に入ると、お店の中は若い女性客でいっぱい。その中にも、私のようなアラフォー以上の年代の人もちらほら見かけました。

第一印象は「おーオシャレ！！」

でした。なんだかインスタばえとかしそうな可愛さですよね。なにせ店内がオシャレだし盛り付けが凄く素敵なので、どう撮っても映える感じがします。ちょっとこぶりなお盆の上に、丁寧に並べられています。

写真のメニューは、ビーガンメニューの「ひよこ豆のコロッケランチ」です。ビーガンメニューは三種類あって

ひよこ豆のコロッケランチ
レンズ豆のハンバーグ
車麩かつランチ

の3つでした。私が食べたのは、お店で一番人気のひよこ豆のコロッケランチです。ひよこ豆のコロッケが2つ、サラダ、温野菜、根菜の煮物、酵素玄米ごはん、味噌汁でした。

温野菜のところにクラッカーみたいな四角いのがありますが、食べた感じおそらく酒粕みたいな発酵食品を香ばしく焼いたものじゃないかなぁ。凄くネットリとして美味しかったです。

ご飯は玄米酵素ごはんです。

酵素玄米ごはんは、とにかくモッチリしてる感じ。ご飯がまとまっていると言うか、凄く「あ、今食べてる！！」って感覚になります。お腹に溜まりそうな感じがすごかったです。

ビーガンメニューって、食材の制約が多いですよね。

ひよこ豆のコロッケを食べてるときも思ったのですが、とにかく「植物性」だけで一食を作ろうと思うと、どうしてもアッサリしちゃうんだなぁと感じました。調味料もちゃんとビーガンに準じていると感動したんですが、実際のところ、そうするとやっぱり味付けが難しくなって来ると思うんですよね。そこを上手く美味しくされている喫茶さえきさんは本当に凄いと思う。

私の個人の見解ですが、動物性の調味料を使わない事で生じる味の物足りなさは、発酵食品などで補っているんじゃないかんぁと言う感じでした。ドレッシングも調味料の特定は出来なかったですけど、物足りないなぁって感じは余り無かったですね。制約の多い中でここまで美味しく作って下さって有難うございます～って感じです。

味噌汁も、ビーガンメニューって理由からだと思うんですけどダシ感は少し弱かったですが、でもむしろ「お味噌」の美味しさは凄く良くわかりました。

基本的に、喫茶さえきさんのコンセプトは「オーガニック」だったので、お肉やお魚のメニューもありました。

でも、それと同時にビーガンメニューが三種類も選べるのって素晴らしいなって思いました。ビーガンの人と普通の食事がしたい人が一緒に食べられるのって素晴らしいですよね。

ところで、お腹いっぱいになってお店を出た時に、若いサラリーマンの先輩後輩っぽい二人組が喫茶さえきの前にやってきたんですが、「ここッスよね？」「うんそうそう、ココだよ」って言いながらお店に入っていったのが微笑ましかったです。

出来れば、男性もどんどん入って欲しいお店でした。