#ADHD 記事No,016 今回も就労継続支援A型施設の話題で私が感じる問題点についてです。あと、ほんのちょっとソーシャルファームの話題とか。
障害者就労継続支援A型で働いているんですが、実は2週間お休みをもらっていました。
お休みの間にだいぶ心が回復したし、月曜日からまたお仕事再開なので、気持ちのアウトプットのためにこの記事を書きます。
前回も触れた障害者就労継続支援施設の、今回はもっと突っ込んだお話(主に愚痴)です。
そもそも、障害者就労継続支援施設とは何かと申しますと、普通に生活している人には全く馴染みがないと思うんですが、発達障害や精神障害、身体障害などで普通の職場で働くのが難しい人が、サポートを受けながら安定してお仕事を出来る施設です。
そう書くととても素晴らしい施設のように思えますが、まぁ、色々と闇もあります。
一般企業への就職が困難な障がい者に就労機会を提供するとともに、生産活動を通じて、その知識と能力の向上に必要な訓練などの障がい福祉サービスを供給することを目的としています。 障がい者と雇用契約を結び、原則として最低賃金を保障するしくみの"雇用型"の障がい福祉サービスです。
現地点で一般企業への就職が困難な障がいをお持ちの方に就労機会を提供するとともに、生産活動を通じて、その知識と能力の向上に必要な訓練などの障がい福祉サービスを供与することを目的としています。 B型は雇用契約を結ばず、利用者が作業分のお金を工賃としてもらい、比較的自由に働ける"非雇用型"です。
一般企業に就職を目指す障碍をお持ちの方に対し、就労に必要な知識・能力の向上を目的とした訓練や準備、就職活動支援及び就職後の職場定着支援を行います。
例えば、施設利用料。
これは市民税県民税非課税のご家庭なら無料ですが、まぁ、大体1万円近くの利用料が発生します。
まずもってコレがおかしいだろって思う。お金がないから働きに行っているのに、なけなしの収入から引かれます。私の場合はコロナ禍で就労時間が減っているので6万円くらいの賃金が発生して、そこから1万円近く引かれています。
健常な人の職場ならそうはならないですよね。
これ、発達障害当事者の私からすると「面倒見てやってるんだから当たり前だろ、働けるだけ感謝しろ」って言う感じに思えるんですよね…💦
と言っても、障害者就労支援施設だと、失敗しても強く責められたりしないし好きな日に割と自由に休めるんですが、仕事内容は結構ハードで、私は今の施設に入所して1年位は施設の系列の工場で働いてたんですが、肉体労働があまりにも辛すぎて膝を壊して内職に移動しました。未だに膝は悪いままです🥶
つまり、A型だと、障害者の就労支援施設だから仕事内容も楽だろうという事は無いんですよね。結構普通に働いている。なのに、障害者就労継続支援A型施設は、基本的に基本給のみです。交通費も出ません。ちょっと奴隷のような気持ちになることがあります。
次に、利用者さんの性質。
ここも障害者の就労支援施設ならではの大変さがあります。
私自身がADHDで社会に迎合するのが難しいタイプなのですが、私の場合はHSP気質が混ざっているせいか、とにかく与えられた仕事は無言で最後まで必死でやってしまうんですよね。
夢中でやっているのでそこはそんなに苦痛じゃないんですが、サボる人、何も出来ない人、商品を投げる人、奇声を上げる人、などがどうしても居ます。実は前述した例は全部同じ人の行為なんですが、とにかく注意を受けたら舌打ちして暴れる。どこかに消えて30分ぐらい帰ってこない。毎日それの繰り返し。
私、商品を投げないでくださいと注意したら「クソが!」と言われましたよ。未だにトラウマです。その人の顔を見るとそれだけで泣きそうになる。
もう、身バレ覚悟でこの記事を書いてるんですが、本当にYさん、仕事の態度を改めて下さい。私はもう胃痛で死にそうです。
そんなこんなでうつ状態が悪化して、施設長と相談して2週間のお休みをもらいました。
休みの間ずっと考えてたんですが、どうして障害があるとこんなに世の中がハードモードなんだろうなぁと思います。
まぁ、単純に世の中が健常で「出来る人」基準で作られているからなんですけどね。
すべての人が出来るわけではなく、発達障害があったり、身体障害があったり、色々な理由でその「規格」から外れてしまっている人が居て、その人達はどうしても世の中の片隅に取り残されてしまう。だから、利用料が発生した上に基本給しか貰えない職場しか働けないなんて状態になる。しかも、仕事内容は結構キツい。
2000年に「MIU404」というドラマで、海外から来た労働者の闇がテーマの放送回があったんですが、割とウチもそんな感じだと思った記憶があります。
TBSテレビ:金曜ドラマ『MIU404』の公式サイトです。
「MIU404」外国人労働者問題に称賛と批判!「ベトナム人の悲惨な実態に涙が出た」「社会派気取りは白ける。エンタメに徹しろ」「次週、志摩の過去の謎解きに期待」
綾野剛と星野源ダブル主演のTBS系刑事ドラマ「MIU404」(ミュウ・ヨンマルヨン)第5話が24日(2020年7月)放送された。しかし、外国人労働者の問題をシリアスに扱った物語に、ネット上では「使い捨てにされる外国人の悲惨な実態に考えさせられた」という称賛の声と、「社会派を気取って白ける。エンターテイメントに徹してほしい」という賛否両論が起こっている。
愚痴ばっかりですみません💦
でも本当に、今のままだと私のメンタルが保たないんですよ😵。
発達障害がある人の中には、障害を持ちつつも努力して起業して成功する人なども多く存在しますから、発達障害がギフトだと思いこむ人もいるみたいですが、私にとってはハンデ以外の何物でもないです。
ただまぁ、発達障害だと何も出来ないかと言うとそうではないですね。私はADHDなんですが、興味を持つと物凄い集中力を発揮してトライ&エラーを繰り返すので、人より理解力は極めて低いけど特定のことが出来るようになるって感じがあります。
例えばこのブログ。出来る人はヘルプなどを読みながらキッチリ理解していくんだと思いますが、私はまず無手からのスタートで手を付けて、失敗したら何度も繰り返したりググったりして習得します。HTMLもほぼそれで覚えました。
私は絵を描くのも好きなのですが、とにかくひたすら描いて描いて描いて描いて、手癖だけで描いています。
多分、毎日更新しているブログと写真素材サイトとイラストサイトを運営しているのは、誰でも出来ることでなくて誇れることだと思うので積極的に売り込んでいこうと思っています。もしブログデザインや記事作成、イラスト作成、似顔絵やチラシ作成などのお仕事などいただけましたらほんっとにメチャクチャ真面目に頑張っていい仕事をいたしますので、。
フリーランスで働ければ一番いいんですけどね。
発達障害がある人などのクラウドソージングサイトがあったら良いなぁ😵。
とりあえず働いてお金を得ないとご飯も食べられないので生きるために働きますが、無理しなくても最低限のお金が稼げる程度の場所が欲しいなぁ。いい職場があったら教えて下さい💦💦
…ってここまで書いて前回の記事を読み返してみると、前回も結構愚痴ってました。本当にメンタルに来てるんだなぁ🥵🤕
この記事に関係していると思われる書籍。
障がい者の多くがお金を支払って働いているという現実…障がい者雇用を変えるソーシャルファームの可能性 | ダ・ヴィンチニュース
働くとは、つまりどういうことだろうか。生きるため? お金を得るため? 自分の夢を叶えるため? それらも正解だろうが、『障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ。』(姫路まさのり/新潮社)を読むと、別の答えが出てくる。本書は、私たちの知らない「障がい者の働く世界」と、その可能性をつまびらかにする。
障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ。 ソーシャルファームという希望
姫路 まさのり | 2020年03月17日頃発売 | 低賃金が当たり前って、おかしくない? 誰にとっても大事な、自立のための「お金」の話。働いて、自立したい! そんな「当たり前」を実現させた、障害のある人たちが働く「成功企業」があった! 行列の絶えないフレンチレストラン、年商2億円に届いたクッキー工場、重度障がい者を主力とするコンピューターハウス、人気のワイナリー等々。5万円で生活が、8万円で未来が、10万円で働き方が変わる!
障がい者雇用の新形態であるソーシャルファームについての書籍だそうです。とても気になるので、ぜひ読んでみたいなぁ。
ソーシャルファームに関しては色々思うところがあるので、また別の機会に記事を書こうと思います。
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